三和建設は、企業理念「つくるひとをつくる®」に基づき、社員が長く働きながら成長し続けられる環境づくりに注力している建設会社です。このページでは、労働環境の向上と社員育成、それぞれ具体的にどのような取り組みをしているのかをご紹介します。
建設業では新卒入職者(3年目まで)の離職率が大卒者で約3割(※)と言われている中、三和建設では2020年から4年連続離職率ゼロを実現しています。
具体的な取り組みをご紹介します。
※引用元:令和5年12月22日 「建設業(技術者制度)をとりまく現状」国土交通省(https://www.mlit.go.jp/tochi_fudousan_kensetsugyo/const/content/001715124.pdf)新卒一年目の社員が共同生活を送る「ひとづくり寮」は、人間力を身に付け、仲間との仕事を超えた絆を築き社会人としての自立を促します。この寮は若手社員の意見を反映し、働きやすさと暮らしやすさを兼ね備えたデザインとなっています。
以下に「ひとづくり寮」の特徴をご紹介します。
三和建設では20時以降の残業は原則禁止しています。PCの自動シャットダウンを導入しているため、残業する場合は事前申請が必須です。
10年前の三和建設は第3・5土曜日が出勤日でしたが、週休二日制へ移行をするために、段階的に変化を遂げてきました。
上記に加えて、勤怠システムを刷新したことにより、振替休日の取得や残業時間を可視化しやすくなり、完全週休二日制を達成しました。
また、受注を見直し、適正な工期での受注を心がけることで、無理のないスケジュール管理が可能となり、従業員が計画通りに休暇を取れる環境を整えました。
20時以降の残業禁止に加え、ペーパーレス化による全社のフォーマット統一、ルーティンワークの自動化など業務の棚卸しを進めました。
具体的には、RPAの導入でルーティンワークの自動化、Google Workspaceの導入でペーパレスやクラウド化による業務効率の大幅な改善を実現しました。
また、交替勤務を可能にするための複数名の現場配置やベテラン技術者を採用し、現場指導に従事させることも並行しました。
建設業界では将来にわたる人材不足が顕著であり、政府は外国人労働者の受け入れ枠を2024年からの5年間で従来の4倍近くに拡大する方針です。(※)
一方で、2024年からは働き方改革が義務化されるため、多くの事業者が対応に苦労することが予想されます。この「2024年問題」に対処するため、三和建設では様々な取り組みを実施してきました。その結果が実り、2024年1月~2024年3月の3ヶ月間連続で、土日祝の閉所を達成しました。これにより、必要な生産性を担保しつつ、労働環境を改善していく基盤ができたといえます。
長時間労働の是正に対しても、平均残業時間は33.1時間/月となり、土日閉所の実行を決定した2020年よりも残業時間は2割減少をしています。
※引用元:2024年4月4日「政府は外国人材受け入れ拡大に動く」野村総合研究所(https://www.nri.com/jp/knowledge/blog/lst/2024/fis/kiuchi/0404)
社員一人ひとりの成長を支援するため、三和建設では以下のようなさまざまなプログラムを提供しています。
定期的に開催される社内大学で、専門的な知識やスキルを学ぶことができます。
新入社員には経験豊富な先輩社員がメンターとしてつき、日々の業務やキャリアについてアドバイスを行います。
各社員のキャリアビジョンに基づいて適切なトレーニングや業務経験を提供し、成長をサポートします。
新卒入社の社員が同期社員と旅行に行く際、特別休暇と旅行手当が付与されます。
外部の専門家と提携した外部研修や、奨学金返済手当などのサポートがあります。
三和建設は、新卒入社者の離職率を極めて低く維持しながら、充実した職場環境を提供しています。加えて、独自の取り組みを通じて社員一人ひとりの成長をサポートし、企業全体の発展を目指しています。
結果として、安定的に新入社員の採用ができるようになりました。三和建設の29歳以下の社員は全体の30%を超える割合となり、国土交通省の調査※による29歳以下の建設業就業者数が11.6%という結果と比べて、若手の入職者の割合が多いことがわかります。
※引用元:令和5年12月22日 「建設技能労働者を取り巻く状況」国土交通省(https://www.mlit.go.jp/common/000161706.pdf)建設業界の未来を担う若い力を確保するために全社一丸となって取り組んでいる三和建設では、履歴書やエントリーシートが不要の「成長型選考」を導入しています。
この選考プロセスでは、グループワークやメンターサポート、実際の現場体験を通じて、あなたの「就活力」や「新社会人力」を成長させることができます。
例えば、グループワークでは実践的な建築の仕事に触れ、メンターのサポートのもとで将来のビジョンを具体的に描けるようになります。また、現場体験を通じてゼネコンの仕事ややりがいを深く理解することができます。
ゼネコンの仕事に興味がある方、具体的なキャリアを描きたい方は、ぜひ成長型選考を体験してみてください。